20244

 

概 況

 

4月の余震活動は小康状態の水準で推移したが、依然として小規模地震が続いている。

この1ヶ月の地震回数は45(但し、新潟県・佐渡島沖を震源とした地震で、能登半島で観測した地震回数は含まれない)で対前月比36%の減少であった。

地域別を見てみると、珠洲市領域(含む周辺海域)は、ほかの地域よりも地震回数が多いことが特徴的である。

 

 

なお、以下のグラフ・図は、気象庁HPの「令和6年4月 地震・火山月報(防災編)」資料に基づいて作成したものである。

 

 

 

震央域分布図

 

分布図の震央域にマウスカーソルを合わせると地震履歴が表示。また、マウス左クリックすると地図上でその位置を [新しいタブ] で表示する。

(個々の詳しい震央位置は、地震履歴欄の緯度・経度で表記)

 

 

 

 

 

震央プロット図

 

下は、地図上で震央位置をプロットした図。

 

 

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時空間分布図

 

「時空間分布図」とは、地震の空間的な位置を一次元の座標のみで表し、 時間に対してプロットした図です。たとえば、縦軸に震源の緯度をとり、 横軸に時間をとったような図になります。 震源の移動や、ある期間のある領域の地震活動の、活発化や静穏化の表示などに用いられる。

 

下は、上図の領域 a を時間に対してプロットした図(縦軸:震央の緯度、横軸:時間)

 

 

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地域別地震回数

 

下のグラフは、4月の市町地域別(周辺海域含む)の地震回数を表したものである。

 

 

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震央域別・日別地震回数

 

次の表は、震央域別・日別に発生した地震回数を表したものである。(震央域名は任意の名称としてある。)

 

(注)空白欄は、地震が発生しなかったことを示す。

 

 

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日別・最大震度別回数

 

下表は、震度1以上を観測した日別・最大震度別の地震回数を表にしたものである。

 

(注)空白欄は、震度を観測しなかったことを示す。

 

 

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